弊社で建築物省エネ法の計算書類を作成させていただいた実績をご紹介させていただきます。
【用途区分】共同住宅
【建設地】熊本県
【面積】950㎡
【計算方法】詳細計算
鉄筋コンクリート造4階建の共同住宅で、省エネ基準の1.1倍以内におさめるように指示があった物件でした。
屋根は内断熱で押出法ポリスチレンフォーム3種t40、外壁は内断熱で吹付け硬質ウレタンフォームB種1t20、最下階の床は押出法ポリスチレンフォーム3種t35打込みで、窓ガラスは単板ガラスでした。
断熱補強を入れていなかったため、妻側や最上階の住戸など大半の住戸が基準値の1.1倍を超えていました。
床スラブ上下に補強仕様1になるよう断熱補強を追加していただき、最上階の梁部分は断熱材が途切れないように屋根断熱材を巻いてもらいました。
それに加え、外壁断熱材の厚みをt20→t30に変更してもらうことにより、基準値の1.1倍以内におさめることが出来ました。
設備は給湯器がガス従来型給湯器で照明はLEDと一部蛍光灯、それ以外は標準的な仕様で全住戸のBEIが1.1以下となりました。