弊社で建築物省エネ法の計算書類を作成させていただいた実績をご紹介させていただきます。
【用途区分】工場、事務所
【建設地】埼玉県
【面積】2,800㎡
【計算方法】モデル建物法
事務所と工場の複合用途でした。工場が大部分であったため、計算開始より前に審査機関に用途区分及び計算対象外となる範囲(工場の生産ライン等)を確認しました。
着工後に室区画の変更、空調や照明器具の種類・台数の変更により、全体の省エネ性能は上がっていましたが、延床面積や非空調コア部の変更があり、軽微変更のルートCとなりましたので、軽微変更該当証明申請書の作成をしました。
最終的な断熱及び建具仕様は、屋根が折板屋根で断熱材t4のため断熱材なしで計算、外壁がほとんど断熱材なし(一部グラスウール16Kt100)、窓ガラスは単板ガラスでした。
空調機器は、空冷式パッケージエアコンでした。熱源容量は冷房230W/㎡程度、暖房260W/㎡程度、熱源効率は冷房1.11、暖房1.29でした。
計算対象設備は空調と照明で、どちらも数値が良かったため、BEImは1.0以下とすることが出来ました。