弊社で建築物省エネ法の計算書類を作成させていただいた実績をご紹介させていただきます。
【用途区分】劇場
【建設地】静岡県
【面積】7,400㎡
【計算方法】モデル建物法 集会所モデル(劇場)
適合判定で作成したものになります。
空調の方式が、客席がセントラル方式(吸収式冷温水発生機)、その他の室はパッケージ方式でした。
モデル建物法の場合、セントラル方式はパッケージ方式より数値が大きくなりやすいため、制御方法に注意しました。
全熱交換器の採用率80%以上で平均全熱交換効率が50%以上あったため全熱交換器有、全ての空調機に変風量制御を採用とし、BEIm/ACが0.99となり、全体のBEImも基準値以下とすることが出来ました。
モデル建物法でセントラル方式とパッケージ方式を併用している場合、パッケージ方式の熱源容量をセントラル方式の熱源容量より多くするだけでも結果が改善されることがあります。