弊社で建築物省エネ法の計算書類を作成させていただいた実績をご紹介させていただきます。
【用途区分】中学校(校舎・屋内運動場)
【建設地】埼玉県
【面積】10,600㎡
【計算方法】モデル建物法 学校モデル+講堂モデル
校舎に屋内運動場と武道場が一体となっていました。
屋内運動場及び武道場を講堂モデルで計算するにあたり、綺麗に区画が分かれていたわけではなかったため、計算前に審査機関に用途区分を事前に打合せさせていただきました。
断熱仕様は、屋根が押出法ポリスチレンフォーム3種t50、外壁が吹付け硬質ウレタンフォームA種1t30、外気に接する床は断熱材なし、窓ガラスは空気層6mmの複層ガラスがメインでした。
学校モデル部分の居室以外は非空調室だったため、非空調コア部が多めになりました。
空調機器はガスヒートポンプで熱源効率は標準的でしたが、全熱交換器の採用があったためBEIm/ACが0.71、全体のBEImも0.73と良い値になりました。